”今一番チケットが取れないピアニスト”として注目されている反田恭平さん。
その音色は、一度聴いたら聴衆を虜にしてしまう魅力があります。
そんな反田恭平さんは現在、ショパンコンクールの本選へ向けて渡欧中です。
一次予選、二次予選と駒を進めてきた反田恭平さんですが、三次予選で懸念事項が!?という噂を聞き、調査しましたのでご紹介します。
反田恭平のショパンコンクール三次予選で懸念事項勃発か!?懸念事案について
反田恭平さん
3次予選の規定時間に足りておらず失格の可能性マズルカ Op.56 (12分)
ソナタ変ロ短調 Op.35 (21分)
神よポーランドを(2分?謎?)
英雄ポロネーズ(7分)
(計42分)規定時間45分~55分#ショパン国際ピアノコンクール #ショパンコンクール #反田恭平
— 鵜澤ハヤテ (@MU20211) October 13, 2021
え、時間不足って・・・!???失格はあり得ないですよね・・・!
気になるので曲ごとに深堀してみました。
マズルカ Op.56
Op.56のマズルカは、全曲弾いたら12分です。
あくまでも目安ですが、1番は4分30秒、2番は1分40秒、3番は6分00秒程度です。
全曲弾くことが想定されます。
マズルカはポーランドの独特のリズム感が特徴的な楽曲なので、テンポの引き伸ばしは容易だと思います。
ソナタ Op.35
ショパンソナタ「葬送」です。第2番ともいわれます。
名曲中の名曲!
繰り返しもあるので、人によって演奏時間に差が大きく出る楽曲でもあります。
第三楽章はたっぷりたっぷーーーり弾いてほしいです・・・。特に変ニ長調の中間部!
第四楽章は早く弾く人もいますが、和声を聴きたいので、あまり早くなくても良いかな・・・。
個人的には、聴かせるポイントはたくさん詰まっている楽曲なので、これでもかーーーー!と言うほどに歌いに歌い上げて欲しいです。
神よ、ポーランドをお守りください 変ホ長調について
小品曲集もたくさん出版されているF.ショパンの楽曲ですが、今回、三次予選で反田恭平さんが提出している「神よ、ポーランドをお守りください」についてなかなかデータがありません。
ポーランド語で、Boże chroń Polskę
聖歌がもとになっている楽曲のようです。
調査しましたが、なかなか弾いている方が居らず、1842年製プレイエルで川口成彦氏がCDを出しています(奇跡!?笑)。
\噂の謎?楽曲「神よ、ポーランドをお守りください」収録CD/ |
YouTubeの、この演奏が原曲かと思われます。
2分程度を想定されていますが、YouTubeは5分程ですね。
真実は定かではありません。
ポロネーズ Op.53 英雄
英雄ポロネーズです。
大体7分程度で弾く方が多い楽曲です。
1985年に同コンクールで優勝したブーニン様の名演。
ブーニン様で6分半ですねぇ・・・テンポ感はこれが限界な気がしますが。
でも、もう少しゆったり弾いても良いと思います。
反田恭平のショパンコンクール三次予選で懸念事項勃発か!?尺を長くするのはなかなか至難の技であるという話
結論から申し上げると、演奏時間を長くすることはなかなか容易ではありません。
逆に、短くすることも然りです。(断言)
尺を長くするのは、長くしたと思っても、意外とならないのです・・・・。
テンポを10遅くしても、5分程度の楽曲では15秒程度の差しか生まれません。
そもそも、1曲が短いこと、また、曲の中でテンポを動かすので、弾き手もはっきりとした数値でなかなか体感しづらいことが理由だと考えられます。
今回の場合、くまなくリピートすれば、45分は行くのではないでしょうか。
そして何よりも、テンポを気にしすぎると表現に悪影響を及ぼしかねません。
そこを”天才”と呼ばれる反田恭平さんなら、難なくやってのけると思いますが、こちらが気が気でないので、極力・・・という謎の老婆心が沸々と湧いてきますw
反田恭平のショパンコンクール三次予選で懸念事項勃発か!?結局、制限時間に到達できるのか?
結論から申し上げますと、できる!と思います。
マズルカ Op.56 (12分超) ソナタ 変ロ短調 Op.35 (21分) 神よ、ポーランドをお守りください(5分?) 英雄ポロネーズ(7分) (計45分超) |
ギリギリ45分は行けるのではないでしょうか。
反田さんの美しい音色で、三次予選もたっぷり歌い上げて欲しいですね・・・
まとめ
以上、反田恭平さんの三次予選の懸念事項についてでした。
新しい情報を入手次第、更新いたします!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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