ヴァイオリニスト・佐藤美代子さん。
どん底の40年を経て復活したヴァイオリニストとして取り上げられました。
佐藤美代子(さとうみよこ)さんの経歴は?どん底から復活したヴァイオリニストってどういうこと??
経歴や詳細を調査しましたのでご紹介いたします。
ヴァイオリニスト佐藤美代子さんの経歴や詳細
1943年 旧満州にて生まれる 2歳の時、軍医であった父親を沖縄戦で失う、以後母親の故郷である静岡で育つ。 9歳より才能教育研究会(スズキメソード)でヴァイオリンを始める。 15歳より東京藝術大学助教授・岩崎洋三氏に師事し、東京藝術大学入学。 入学直後、フランスより来日していたブイヨン教授より推薦を受け、フランス政府給費留学生試験に合格、留学。 1962年渡仏。パリ・コンセルヴァトワール音楽院で研鑽を積み、1964年首席で卒業。 |
9歳の時に恩師・船橋たかまさ氏から手ほどきを受け、非常にいい指導を受けたと仰っています。
日本の芸術系大学の最高峰・東京藝術大学から公費留学でコンセルヴァトワール首席、とは相当なる実力の持ち主です・・・
番組では70代と報じられていましたが、プロフィールから推測するに現在78~79歳位ではないでしょうか。
佐藤美代子さんが学生の頃は、まだまだ「男は仕事、女は家庭」という風潮があり、女性が大学に進学すること自体が珍しい時代ですよね。
過日、日テレで放映されたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
美しい音色で、当時の佐藤美代子さんの実力の凄さが感じられますよね!
ヴァイオリニスト佐藤美代子さんの経歴や詳細 苦難の時期は?演奏歴と照らし合わせてみた
1967年(24歳?) 東京文化会館にて帰国記念リサイタル ~1974年頃まで 毎年リサイタルを開催 1974年(31歳?)ごろ 再度渡欧 1974年 ロンドンにてソロリサイタルを開催、成功を収める 1976年 アメリカ生誕200年を祝う使節としてフランス政府よりアメリカへ派遣、米国各地で演奏 1989年、1991年(40代) 国際交流基金より南米へ派遣され各国で演奏 |
公式サイトでコンサート歴を公開されていますが、
フランスから帰国、結婚、二人のお子さんを育てるも、30代で離婚。
海外演奏旅行中に留守をお願いした女性に全財産を盗られ、無一文に・・・
その後は実家に身を寄せて生活をしていたものの、3年前に母親を亡くし、都内の賃貸住宅で独り暮らしをするように。
その後、無気力状態でなかなかヴァイオリンに向き合えない様子が映像から見て取れます。
空白の17年間について
離婚は30代ですが、財産を失った時期が明確ではないので何とも言えませんが、
コンサート歴を見る限り1994年~2011年の17年間が空白です。
その時期に佐藤美代子さんの中で何らかの出来事があったのかもしれませんね・・・
楽器演奏は、人前で披露するとなると、相当な練習量・鍛錬と集中力と精神力が必要かと思います。
つまり、空白の17年間に演奏から離れたくなるような、または、離れなくてはならないような事案があったことが推察されます。
その後、周りの力を借りながらも復活し、演奏活動を再開されています。
まとめ
以上、どん底から復活されたバイオリニスト・佐藤美代子さんのご紹介でした。
いかがでしたでしょうか。
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